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1階のリビングダイニング。
床は既存の檜のフローリングを再利用。表面が傷んでいたので専門のフローリング研磨業者に依頼し、表面をサンディングし、自然塗料を塗布しました。本来の木目が現れ、しっとりと美しく生まれ変わりました。
建具も既存利用可能な箇所はそのまま使用。テラス窓は断熱性能を考慮し、単板ガラスを真空ガラスに入れ替えました。

リビングダイニングの手前にある元々和室だったお部屋です。
畳を撤去し、ブラックチェリーの無垢フローリングを敷きました。
リビングとのつながりを大切にし、間仕切りは引き込みタイプを採用。
壁の仕上げは、伝統的な「べんがら」を想像させる紅色の珪藻土です。
建具もダークブラウンで統一し、「和」の雰囲気を持った洋室に仕上がりました。

キッチンのテーマカラーは、ステンレス色とブラック。
フルステンレスのシステムキッチンは、シャープで機能的、存在感バツグンです。

洗面・脱衣室です。
水廻りは間取りを変更し、使い勝手が良いように整理しました。
中庭に面して、大きな開口を新設。光と風が通り、とても明るくなりました。

無垢の扉とモザイクタイル貼のカウンター、洗面ボウルもかわいらしい洗面台です。

既存の重厚な無垢の玄関扉もそのまま利用。
靴箱はシンプルで木目の美しいタイプを新設しました。

2階の各居室は、基本的に壁・天井の仕上げなおしのみです。
この一番広い部屋には、オレンジのアクセントクロスを施工しました。

和室も、畳の表替え、クロスの貼り替えを行いました。
それだけで、すっきりさわやかに生まれ変わりました。

和室の奥にあるロフト部屋は、大胆に全面黄色のクロスを貼りました！

耐震診断を行い、最新式の制振ダンパーを1階の各所に20本程度設置しました。
お客様が「せっかく設置したダンパーが全て隠蔽されてしまうのはもったいない！」とのことで、記念（？）に車庫内に設置したダンパーは観賞可能なように仕上げました。
特注のアクリル窓がついた仕様です。